医薬品分析ブログ
医薬品分析ブログでは、X線回折(XRD)、X線蛍光(XRF)、熱分析など、医薬品開発から品質管理まで、幅広い製造プロセスにおける分析ソリューションを多角的に紹介しています。
最新のアプリケーション事例、分析ノウハウ、法規対応のトピックを通じて、研究者・技術者のみなさまの課題解決と新たな発見をサポートします。
2026年2月11日
製剤開発の最前線で、DSC(示差走査熱量計)のモニターを見つめている時間は、時に「謎解き」のような緊張感に包まれます。
2026年1月27日
医薬品の開発現場では、原薬の多形スクリーニング、製剤中の結晶相の同定、品質管理など、XRD は多くの役割を担っています。 一方で、「昨日の測定とピーク位置が少し違う」「強度比が毎回違う」「見たことのないピークが現れた」といった“原因不明のピーク”に悩まされる担当者も少なくありません。
2025年12月22日
良薬は口に苦し— 現代でも上司の忠告は苦いものですが、薬のほうはどうでしょうか。 薬をコーティングする技術の進歩により、私たちが薬の苦味を感じることはほとんどなくなったように思います。 このコーティングの厚さは溶出挙動や安定性に大きく影響するため、製剤設計や品質管理においてその均一性評価が重要です。 ...
2025年12月21日
1. はじめに 私は普段、蛍光X線分析(XRF : X-ray Fluorescence Spectroscopy)装置に携わっていますが、ここ数年、製薬企業よりXRFについて相談を受ける機会が増えています。「医薬品分析にXRFは使えるか?」「日本薬局方に載ると聞いたが本当か?」といった質問です。
2025年12月21日
製薬現場でラマン分光法が直面する課題 ラマン分光法は、非破壊・迅速・現場対応が可能な分析技術として、製薬業界で広く活用されています。特に携帯型ラマン分光計は、原材料の受入検査や現場での品質確認において重要な役割を果たしています。しかし、実際の現場では「スペクトルが見えない」「測定できない」という問題が発生することがあります。その最大の要因について紹介します。
2025年11月20日
「箱の中身が見えたらいいのに…」子どものころ、玩具付きのお菓子売り場でそう思ったことはありませんか?大人になった今でも、製品開発や品質管理の現場では「中を見たい」と思われることがあるかもしれません。そんな願いを叶える技術が、X線を用いた非破壊分析です。中でも、X線CT(Computed Tomography) ...
2025年11月19日
~再現性の高いXRDデータを得るための実践ガイド~ X線回折(XRD)は、結晶性材料の構造を明らかにする強力な分析手法です。 しかし、「同じロットのAPIを測定したはずなのに、毎回プロファイルが少し違う」といった経験をしたことがある方も多いのではないでしょうか。 その原因の多くは、試料調製の違いにあります。 ...
2025年11月19日
示差走査熱量測定(DSC)は、医薬品開発や品質管理において、多形、純度、ガラス転移、安定性評価など、非常に多くの情報をもたらす強力な分析手法です。しかし、そのポテンシャルを最大限に引き出すには、適切な測定条件の設定が不可欠です。 ...