TMA

TMAとは、試料に圧縮、引張、曲げなどの非振動的な荷重を加えながら、温度プログラムに従って加熱または冷却させたときの試料の形状変化を測定する技法です。材料の熱膨張係数や軟化温度などを調べる際によく利用される分析装置です。

リガクのTMAは、検出機構そのものに発生する熱膨張・収縮をキャンセルする示差膨張方式を採用しております。これにより低膨張材料や微小な試料の熱膨張・収縮にも正確かつ再現性の良い測定が可能です。

また、荷重条件及び対象となる試料の形状に応じて、圧縮荷重、引張荷重、ペネトレーション、3点曲げの4種類の測定モードがあります。この中で圧縮荷重モード、引張荷重モードでは、膨張量から膨張率・膨張係数を求めることができます。

製品一覧

アプリケーションノート

応用例から分析目的に合った手法をご検討いただけます。

お問合せ

製品選びから据付後の技術サービスまで、何でもお気軽にお問合せください。