医薬品分析ブログ

医薬品分析ブログでは、X線回折(XRD)、X線蛍光(XRF)、熱分析など、医薬品開発から品質管理まで、幅広い製造プロセスにおける分析ソリューションを多角的に紹介しています。
最新のアプリケーション事例、分析ノウハウ、法規対応のトピックを通じて、研究者・技術者のみなさまの課題解決と新たな発見をサポートします。

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Posts by Kasumi Kihara
Kasumi Kihara
わたしはXRD分析を中心に、依頼分析から顧客サポート、開発製品の検証まで幅広い業務に携わってきました。医薬品に関する知識を基礎から徹底的に学び、今も日々試行錯誤の連続です。専門家としてだけでなく、同じ”実験で悩む立場”として、読者の皆様に寄り添える情報を発信していけたらと思います。

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XRD測定でよくある問題とその解決法

2026年1月27日

医薬品の開発現場では、原薬の多形スクリーニング、製剤中の結晶相の同定、品質管理など、XRD は多くの役割を担っています。 一方で、「昨日の測定とピーク位置が少し違う」「強度比が毎回違う」「見たことのないピークが現れた」といった“原因不明のピーク”に悩まされる担当者も少なくありません。

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粉末XRD測定
試料調製で結果が変わる?粉末X R D測定のベストプラクティス

2025年11月19日

~再現性の高いXRDデータを得るための実践ガイド~ X線回折(XRD)は、結晶性材料の構造を明らかにする強力な分析手法です。 しかし、「同じロットのAPIを測定したはずなのに、毎回プロファイルが少し違う」といった経験をしたことがある方も多いのではないでしょうか。 その原因の多くは、試料調製の違いにあります。 ...

プレフォーミュレーションでPXRDが活躍する3つの場面 ― 結晶性評価から原薬形態スクリーニングまで

2025年10月21日

医薬品開発の初期段階、”プレフォーミュレーション(Preformulation)”は、原薬(API)の物理化学的特性を理解し、最適な製剤設計を行うための重要なステップです。この段階での評価が不十分だと、後工程で結晶多形の変化や溶解性の問題が発生し、最終製品の品質や安定性に影響を与える可能性があります。 その評価を行ううえで、欠かせない分析手法が粉末X線回折(PXRD: Powder X-ray ...

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