環境への取り組み

CO2の排出削減に向けて

2022年度の国内外リガク・グループのCO2排出量は、基準年(2021年度)比7.6%増加の約1万t-CO2となりましたが、CO2売上高原単位は8.4%改善しました。

リガク・グループでは、これまでも省エネ法等の法規制に準拠したレポーティングやISO14001を軸とした環境マネジメントシステムによる環境問題への取り組みを行ってきました。また2009年には株式会社リガク・山梨工場の建屋屋上に定格出力30kWの太陽光パネルを設置しました。

2022年7月に社長を委員長とするESG推進委員会およびESG推進プロジェクトを発足し、気候関連問題を含むESG推進に関する取り組みを全社的に開始しました。その中で、気候問題へのさらに踏み込んだ活動へ着手し、2023年7月には初めてCDP回答を行い、2023年9月にはScope1、Scope2に関するCO2排出の総量削減目標(2030年度)を設定しました。
今後は、この目標実現のため計画的に、太陽光パネルの増設、再生可能エネルギーの導入、各種省エネ活動を進め、排出量削減に努めてまいります。またScope3の集計についても準備を進めており、今後はサプライチェーン全体の排出にも配慮していきます。

総量削減目標

Scope1、Scope2のCO2排出量を2030年度までに基準年(2021年度)比50%削減する。

PE_23_SusPgEnvrInitGT_5383703315_Japanese_R4_Graph1
PE_23_SusPgEnvrInitGT_5383703315_Japanese_R4_Graph2
Table_Separate_R4_CA

※原則国内外すべてのリガク・グループの拠点を排出量算定対象としておりますが、全体への影響が1%未満である一部の小規模な拠点を算定対象より除外しています。

参加するイニシアチブ

リガク・グループは2023年7月に国際的な環境非営利団体(NGO)であるCDP(旧カーボン・ディスクロージャー・プロジェクト(Carbon Disclosure Project))の気候変動質問書に初めて回答を行いました。CDPの活動目的である「人々と地球のための長期的な経済の繁栄を実現」することに共感し、今後も積極的な情報開示を行っていきます。

CDP_logo_Primary_RED