MiniFlex
デスクトップX線回折装置
LabSolutions対応
上位機種に迫る高分解能・高角度精度・高PB比の多目的粉末X線回折分析装置
短時間測定が当たり前に
従来のシンチレーションカウンターと比較して約100倍の検出効率を実現した高性能検出器を標準装備。高速/高強度測定が標準で行えます。
検出器は、高速1次元検出器D/teX Ultra2または2次元検出器HyPix-400 MFから選択可能。
MiniFlex 概要
配向や粗大粒の影響も一目瞭然
2次元検出器HyPix-400 MFとの組み合わせにより、試料の配向状態や粗大粒の影響も一目瞭然です。粒子が粗くても、2次元測定データを元に、データベースの強度比に近い粉末X線回折プロファイルを得ることが可能です。
簡単設置、省スペース
100V電源と机1台分のスペースで設置可能。100V、15Aの電源で使用できます。
MiniFlex600-C 幅620mm、高さ722mm、奥行526mm(送水装置内蔵)
MiniFlex600 幅620mm、高さ722mm、奥行456mm(送水装置別)
安全設計(X線作業主任者(日本)の選任不要)
完全密閉キャビネット構造を採用。インターロック機構により、X線を照射したまま試料室の扉を開くことができない構造となっています。X線作業主任者(日本)の選任が不要で、装置の安全管理が容易です。
高分解能
リートベルト法等のプロファイル解析や複雑なピークが観測される有機物の測定にも威力を発揮します。高出力600Wのため、高分解能測定の測定時間が大幅に短縮できます。試料自動交換装置を利用すれば長時間の無人運転にも対応できます。
高角度精度
等間隔制御の高精度メカニカルリンク軸とリアルタイム角度補正によって、いつでも最良の角度精度が実現できます。
高PB比
ハイブリッド入射スリット*と散乱プロテクター(特許出願中)によって、低角度から高角度領域まで、PB比が高くブラインドの無い測定が可能です。
*ハイブリッド入射スリット:連続可変スリット+固定スリット機能
豊富なアタッチメント
●8試料自動交換装置 ●温度可変アタッチメント ●受光モノクロメーター ●回転試料台 ●汎用雰囲気セパレータ
応用例
●アスベスト、遊離けい酸の定量分析 ●医薬品、工業原材料の品質管理 ●結晶、非結晶、結晶多形のパターン測定 ●高校・高等専門学校・大学の教育、学生実験等
MiniFlex 特長
MiniFlex 仕様
製品名 | MiniFlex600/600-C | |
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手法 | X線回折(XRD) | |
用途 | 多目的粉末X線回折 | |
テクノロジー | 高度な検出器を備えたデスクトップX線回折装置 | |
主要コンポーネント | 600 W X線管、高速1次元検出器D/teX Ultra2または2次元検出器HyPix-400 MF | |
主なオプション | 8試料自動交換装置、グラファイトモノクロメーター、雰囲気セパレーター | |
制御(PC) | 外部PC、MS Windows® OS、SmartLab Studio IIソフトウェア | |
本体寸法 | 620 (W) x 722 (H) x 456 (D) mm(MiniFlex600本体、送水装置別)620 (W) x 722 (H) x 526 (D) mm(MiniFlex600-C本体、送水装置内蔵) | |
重量 | 80 kg (MiniFlex600本体、送水装置別)、90 kg (MiniFlex600-C本体、送水装置内蔵) | |
電源 | 単相 100-240 V 50/60 Hz |