TG-DTA/GC-MS
示差熱天秤-ガスクロマトグラフィ質量分析測定システム
各メーカーのMS,GC-MSと接続可能
加熱時の反応に伴う物質の重量変化だけでなく、熱分析だけでは判断が困難な化学反応情報が、同時にしかも高感度で得られます。新素材開発、製造技術確立、品質管理、基礎研究を強力にサポートするために不可欠なツールです。各メーカーのMS,GC-MSと接続可能で、トータルシステムとして技術サポートします。水蒸気雰囲気下の測定にも対応します。
※ ご使用のGC-MS及び製品の仕様変更により、外観が変わることがあります。
※ GC上面のカバーは取り外して設置します。

TG-DTA/GC-MS 概要
独創の発生ガス収集機構
水・空気などのバックグラウンドを低く抑え、試料直近での発生ガス収集を行っています。
従来のパイロライザーにない豊富なシミュレーション機構と正確な温度情報
加熱条件、雰囲気、試料量などの測定条件を広範囲に選べ、しかも正確な試料温度での情報が得られます。TG-DTAから物質の質量変化情報が、GC-MSから化学反応情報が同時に得られるので、反応の進行を“in-situ”でフォローできます。
TG-DTA/GC-MS 特長
TG-DTA/GC-MS 仕様
示差熱天秤部 | Thermo plus EVO2 TG-DTA8122 | |
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モデル | マスインターフェース(ダイレクト接続) | |
測定モード | TG-MS | |
トランスファーチューブ | 内面不活性化処理キャピラリチューブ | |
トランスファーチューブ温度(最高) | 350℃ | |
オプション電源 | オートサンプルチェンジャー(試料数:28個、レファレンス:3個) 1Ø, AC100V, 50/60Hz, 15A |
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※示差熱天秤部の仕様は、TG-DTA8122の仕様に準じます。 |
TG-DTA/GC-MS オプション
以下のアクセサリーが、この製品で使用できます。
TG-DTA/GC-MS アプリケーションノート
以下のアプリケーションノートはこの製品に関連しています。
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B-TA2045 - MOFの発生ガス分析
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TA6021 - コーヒー豆の熱抽出成分の分析
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B-TA2033 - TG-DTA/GC-MS 測定によるコーヒー中のカフェイン
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B-TA2031 - ポリカーボネートの紫外線劣化
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B-TA2042 - ポリエチレングリコールの熱安定性 -TG-MS による解析-
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B-TA2040 - 炭素材料の表面官能基
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B-TA2037 - PETのケミカルリサイクル その2
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B-TA2036 - PETのケミカルリサイクル その1
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B-TA2035 - 生分解性プラスチックの発生ガス分析
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B-TA2030 - ABS樹脂の分解 ~ダイナミックTGとTG-GCMSモード~
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B-TA2029 - 蛇紋岩のH₂OおよびCO₂定量
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B-TA2023 - 酢酸セルロースの熱分析
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B-TA2021 - ポリアセタールの発生ガス分析
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B-TA2020 - アパタイトのTG-MS分析 その2
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B-TA2018 - 硫酸アンモニウムの発生ガス分析
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B-TA2017 - PI法によるアンモニアガスの検出
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B-TA2016 - TG-FTIRによるチタン酸バリウムからのCO2発生の定量
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B-TA2015 - TG-MSによるチタン酸バリウムからのCO2発生の定量
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B-TA2014 - PEFC電解質膜の加熱変化(ガス分析)
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B-TA2010 - TG-MSによるABS 分解の確認
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B-TA2005 - 石炭のTG-MS その2
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B-TA2004 - 石炭のTG-MS その1
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B-TA2009 - リチウムイオン電池 正極活物質のTG-MS
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B-TA2019 - アパタイトのTG-MS分析 その1
TG-DTA/GC-MS イベント
学会や展示会にご参加の際は、リガクの展示ブースにぜひお立ち寄りください。
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イベント日付場所ウェブサイト
