CT Lab HX100 / 130

工業用デスクトップ3DマイクロX線CT

「最速18秒CT撮影」「高解像度1.3/2.1 µm」「φ200×150mm広視野観察」

CT Lab HXは、医薬品、医療用デバイス、生体材料、骨、鉱物、電子デバイス、電池、アルミ鋳物、プリント基板などの多様化する試料に最適な高速/広視野・高解像度を実現した3D CTです。 デスクトップ型で省スペース・省エネルギーで稼働。
「最速18秒CT撮影」「高解像度1.3/2.1 µm」「φ200×150mm広視野観察」を実現した業界最高の3DCTです。

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CT Lab HX100 / 130 概要

高出力X線源の搭載

デスクトップ型としてクラス最高の高エネルギー(100kV / 130kV)・高出力(20W / 39W)のマイクロフォーカスX線源を搭載しました。
フォーカスサイズ最小 5μmの高出力X線源は、必要な分解能・出力に合わせ、X線源フォーカスサイズを切り替えることができ、低エネルギーから高エネルギーまでカバーすることができます。

広視野・高分解能を実現

試料観察領域は最小 Φ3.7 / 5mm ~ φ107mmまで選択可能です。オフセットスキャンと画像結合機能(Stitching)を用いることで最大撮影視野は φ200 x 150mmまでの広視野観察を可能としました。
ピクセルサイズ 49.5μmの高精細X線検出器を搭載し、最高空間分解能 3 µm (HX100) / 4μm (HX130)の高分解能CT撮影を実現しました。

高速撮影 高速画像処理を実現

目的に応じた2つの撮影モードを用意しました。連続スキャンモードでは、最速 18秒から最長 126分まで撮影時間を選択可能です。更に、ステップスキャンモードを搭載し、長時間撮影で高解像、高コントラストなデータ取得も実現しました。

簡単な撮影から解析までを実現

大きなX線防護ガラス窓から試料を直接観察でき、X線透視により撮影位置の設定も用意です。データベースの登録から試料撮影/画像再構成/CT画像解析と簡便かつ高速性を追求。3Dボリュームレンダリングソフトも標準装備しています。

低ランニングコストでX線作業主任者の選任が不要です

所要電源は、100Vコンセント1個で動作。冷却水も不要でメンテナンスが簡単です。またX線作業主任者の資格を持つ作業者も不要です。安全管理が容易な装置です。

CT Lab HX100 / 130 特長

コンパクトなデスクトップ型で省スペース・省エネルギー
ハイパワーX線源:100/130kV、20/39W
広い視野(FOV):最大 200mmφ
高解像度:最大 1.3 / 2.1μm
高速:最大 18秒/スキャン
オールインワンソフトウェア:画像ブラウザ、画像取得、再構成、断面表示、3Dレンダリングおよび画像解析

CT Lab HX100 / 130 仕様

製品名 CT Lab HX
手法 コンピュータ断層撮影(CT)
用途 強力なデスクトップ3DマイクロX線CT
テクノロジー マイクロトモグラフィー
主要コンポーネント CTの最大X線パワー(100kV/130kV)
オプション サンプルボードとスティック
制御(PC) 制御PC、MS Windows® OS
本体寸法 980 (W) x 580 (H) x 700 (D) mm
重量 380 kg(本体)
電源 単相 100 V ± 10%, 50/60 Hz

CT Lab HX100 / 130 オプション

以下のアクセサリーが、この製品で使用できます。

CT Lab HX100 / 130 アプリケーションノート

以下のアプリケーションノートはこの製品に関連しています。

CT Lab HX100 / 130 イベント

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  • 日本電子×リガク 第1回 MicroED/3DED ユーザーズミーティング
    2025年11月3日 - 2025年11月3日
    浅草橋ヒューリックホール

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