蛍光Ｘ線分析サポートアクセサリルースパウダ用試料容器

粉末試料が加圧成形し難い、或いはできない場合に粉末のまま真空雰囲気で分析できるよう考案されました。試料は分析後もそのまま回収できます。

製品の特長・仕様

試料が分析後もそのまま回収できるため、蛍光Ｘ線分析装置で試料の組成を知り、次に分子構造を知るために専門の分析機で分析することもできます。
分析する試料面をポリプロピレンなどの薄膜で覆い反対の面を試料中の空気が逃げられるようにフィルタ（プランクトンネット）で覆っています。
使用上の注意点として、試料の粒形が鋭い場合、ガスが密閉されている場合など粉末の性質により真空中で試料表面の薄膜を破損して試料が飛散することが考えられます。分析装置にセットする前に真空デシケータ等を用いて予備テストをして下さい。

ルースパウダ試料用容器（上面照射用）
CatNo.	品名	仕様	単位
3399O071 （旧RS640）	粉末試料容器	容器材質：ポリエチレン寸法：外径40×内径31×高さ23mm 薄膜材質：ポリプロピレン寸法：幅85×長さ85mm×厚さ6μm フィルタ材質：ナイロン寸法：95×95mm スポンジ材質：ポリウレタン	6個/組

注）薄膜：組み付け用6枚，予備6枚　計12枚
フィルタ：容器に組付け済み6枚，予備6枚　計12枚

注）別途，容器に組み付け用の薄膜，フィルタが必要です。

注）他にも用途に応じた各種薄膜をご用意しています。分析窓用薄膜をご参照ください。