Rapid制御+アドバンス制御

 

段違いの温度コントロール性能

いままで温度コントロールがうまくいかずにお困りのことはありませんでしたか?

たとえば・・・

Rapid+AdvanceMode2_fig

新開発のRapid制御(特許取得)では、設定されたレファレンス温度プログラムへの追従性が大幅に向上したことによって、試料温度がより正確に制御されるようになりました。

さらに新たに開発したアドバンス制御(Mode 2)との組み合わせにより、理想的な温度曲線に近づけることが可能です。

昇温直後から設定温度プログラム通りの直線的な昇温を維持し、ホールドへの切り替えもキレキレのシャープなコントロールを実現します。

 

Rapid制御+アドバンス制御(Mode 2)の温度コントロール性能

Rapid+AdvanceMode2

300°C、600°C、900°Cでの温度ホールド例
STAvesta/H アドバンス制御(Mode 2)使用
昇温速度:20°C /min、 10min Hold

 

Rapid制御とは

PID制御にRate制御を組み合わせた制御です。PID制御と比較して、目標レートへ到達する速さ・ホールド制御で安定するまでの速さが改善されます。

 

アドバンス制御とは

温度プログラムにて保持値を入力し、設定温度で温度ホールドを行う場合は、通常の温度プログラムでは設定温度まで指定レートで昇温した後に温度ホールド制御に入るため、設定温度を超えてオーバーシュートしてしまいます。アドバンス制御機能のチェックをオンにして昇温することで、設定温度に近づくと徐々に昇温速度が低下し(ブレーキを徐々にきかせるイメージ)、オーバーシュートを抑えて温度ホールドをすることが可能です。

アドバンス制御Mode 2では測定時のプログラム温度と試料温度の温度差を最小限に抑えるために予め両者の関係を予備測定にて記録し、その関係に基づいてプログラム温度を補正して制御させることができます。

本機能は、プログラム温度通りに制御させたい場合に非常に有効です。

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