熱分析豆知識

 

第14回 発生ガス分析を使ってみては?

TG-DTAの測定において、例えば100℃付近で減量が起きたとき、付着水の蒸発と予想されることがよくあります。でも、ちょっと待って。本当に水しか飛んでない?

それを確認する手段として、TG-DTAとMS又はFT-IRを組み合わせた発生ガス分析が非常に有効です。脱水に紛れて、残留溶媒が一緒に蒸発していたり、未反応生成物が分解や蒸発したりすることも!TG-DTAの結果だけでは判断しきれない現象が発生ガス分析を行うことで明確になります。

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Thermo Mass Photo
TG-DTA/GC-MS
TG-FTIR

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