構造ベース創薬 (SBDD)

    巨大分子構造を解くタンパク質結晶解析

    標的同定から治験用新薬(IND)申請までのコストはSBDDを用いることで50%削減できると推定されています。 この技術では、標的に結合した阻害剤の高分解能三次元構造をX線結晶解析を用いて得ることが必要となります。 いったんその構造が得られれば、阻害剤と標的の活性部位との間の相互作用が分析できるようになります。この解析から、より 改良された阻害剤がもたらされ、その結果、リード最適化プロセスが短縮されることになります。

    医学、バイオテクノロジー、薬理学の分野で、創薬とは薬物を発見しデザインするプロセスのことです。 つい最近まで、ほとんどの薬の発見は、伝統的な治療薬から有効成分を特定することや、単なる偶然よって行われてきました。 新しいアプローチ、いわゆる「合理的ドラッグデザイン」を用いた方法では、疾患や感染が分子的、生理学的レベルでどのように制御されているかを解明し、その知識に基づいて特定の実体を標的とするものです。 この重要性を考えたとき、巨大分子および低分子両方の単結晶X線回折構造決定技術の開発において、リガクは最先端にいるといえます。 当社の製品は、自動結晶化および結晶イメージングから結晶回折スクリーニングまで、また高分解能データ収集システムから3D構造精密化およびイメージングソフトウェアまで多岐にわたります。

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