世界のリガク vol.4

海外駐在社員インタビュー グローバルに活躍するリガク社員のご紹介

グローバルで安定したリガク・クオリティの製品とサービスを提供するため、日本から世界各国の拠点に駐在している社員をご紹介します。

第4弾となる今回は、2022年8月からシニアX線分析スペシャリスト(ファクトリーエンジニア)として、Rigaku Americas, U.S.(以下RA)に赴任している今関 剛(いまぜき つよし)さんをご紹介します。


【Q】駐在することになったきっかけ、経緯を教えてください。

【A】 13年間、国内のお客様担当としてサービス業務を行ってきましたが、リガクの海外展開が本格化する中で、これまでの経験を活かし、海外での業務にも挑戦したいと思うようになり、海外顧客部署への異動を志願しました。

 

【Q】現在の業務内容を教えてください。

【A】日常はRAのオフィスへ勤務し、現地のカスタマーデスクのサポートへの技術教育を行いつつ、自身も顧客先へ出張し納入・修理の対応を行うこともあります。

img_02_v2お客様先での作業風景

 

【Q】業務のなかで、困難に感じることを教えてください。

【A】多くの日本の会社と同様に、海外での様々な文化や習慣の違いにより、現地の社員と 日本国内のやり方では意見が合わないことや 理解してもらえない事が多々あります。

 

【Q】業務のなかで、やりがい・達成感を感じることを教えてください。

【A】ひとつ前の質問と関連しますが、その色々な差異を乗り越えて、お互いに協力し現地法人技術者が成長して独り立ちし、 日々の業務を改善していくことにやりがいを感じます。

img_02出張先で同僚たちと食事

 

【Q】業駐在先の職場について教えてください。どんな雰囲気ですか?日本との違いはありますか?

【A】他の現法に比べればRAの規模は大きく従業員も多く働いています。 驚いたのは 朝出勤する時間が早い!最初これには驚きましたが、最近は私も同じように7時前には出社するようになりました。 また、困っていることは、エアコンが効きすぎて寒いことです。 こちらの夏も外気温40度近くまで上昇しますが、デスクでは常に 電気ストーブをつけて仕事しています。 サンクスギビングやクリスマスではオフィスでイベントが開催され盛り上がります。

img_03テキサスといえばBBQ 

 

【Q】生活圏の様子について教えてください。居住エリアの環境や雰囲気、日本との違いなど。

【A】会社と住まいがあるところはヒューストンから60kmほど北にあるThe Woodlandsという 街になります。 他の会社の日本人駐在員は比較的少ない地域ですが、治安も良く家族も現地の学校などで現地の友人ができたりと大変満足していま す。週末の土曜日はヒューストンダウンタウン近くの日本語補習校へ通っているので、子供たちは週6日の学校生活です。

img_05地域の友人たちと

 

【Q】休日は何をして過ごしているか教えてください。

【A】基本的に完全な休みが日曜日しかないので、1週間分の買い物を日曜日に家族で行く 感じです。子供たちの夏休みなどには、家族で長距離のドライブ旅行へ行くこともあります。

img_06ヒューストンといえばジョンソン宇宙センター

 

【Q】最後に、駐在中に実現したい夢や目標について教えてください。

【A】北米への出荷台数は非常に増えており、RAとしても対応人員を増やしています。 RAにはトレーニングセンターが完備されているので、基本的な技術は習得できますが複雑な構成の装置の納入や、修理対応な ど自身の経験が必要な機会が沢山ありますので、XRFの赴任者と力を合わせ、1人でも多くの人材を育てていきたいと思っています!


今関 剛さんのバックグラウンドをご紹介

20250528_rigaku-news_Mr.Imazeki

学生時代は、工学部で機械化学を専攻していました。大学卒業後、リガクの協力会社に就職し、縁あってリガクへ入社しました。

リガクでは製造部組立グループ、総合検査グループを経て国内サービス・国際サービスへ異動し、19年間をサービス員として国内外のお客様の対応を行い、2022年8月から、RIGAKU AMERICASにて北米顧客・サービス員へのサポートを行っています。