軽量化材料分析セミナー(名古屋)をリアル開催!
~X線・熱分析を用いた樹脂、強化プラスチックの分析手法・事例をご紹介~
近年、地球環境問題による省エネルギー化の要求は高まってきており、省エネルギー化において製品の小型化・軽量化は様々な工業製品において必要不可欠な要素です。
特にモビリティ産業において燃費効率の向上には軽量化が重要であり、樹脂(高分子)材料,強化プラスチックなど、軽量化材料のニーズは高まっています。本セミナーでは X 線分析・熱分析を用いた軽量化材料の評価方法・評価事例を紹介します。
本セミナーでは、講演者との個別の質疑応答の時間を設けており現在、お客様が抱えている軽量化材料分析についての悩みにも対応します。また熱伝導率を画期的な手法で迅速に測定できる熱伝導率測定装置「TRIDENT」の実機展示とデモ測定も実施します。ご興味がある方は是非、ご参加下さい。
【開催日時】
セミナー名:軽量化材料分析セミナー
日 時: 2024年11月15日(金) 13:00~17:00 (12:45から受付開始)
会 場: 名古屋市工業研究所 第2会議室
愛知県名古屋市熱田区六番三丁目4番41号
定 員: 80名(事前予約制・先着順)
参加費: 無料
【講演内容】
開催のご挨拶 (13:00~13:10)
1.「X 線回折による結晶性樹脂の応力測定精度の評価」(13:10~13:40)
~次世代軽量化材料の実用化に向けて~
自動車産業をはじめ様々な分野で省エネや低環境負荷を目的に軽量化材料の開発が進んでいます。
中でも樹脂材料への期待は高く、構造部品として使用される上で疲労強度の評価は非常に重要です。
ここでは、X 線回折による結晶性樹脂の応力測定精度を評価した事例をご紹介します。
2. X線散乱・回折法による結晶性高分子評価技術~結晶化度・配向分布評価、等~ (13:40~14:10)
本パートでは、X 線散乱・回折法による結晶性高分子評価の概要および一般的な結晶性高分子材料構造評価手法について実例を交えながらご紹介します。その後に最新の高分子向けの構造評価技術をご紹介します。
3. 高分子材料の熱分析 ~基礎から応用まで~ (14:10~14:50)
高分子材料の成形・加工工程では加熱・冷却過程を伴うことから、これらの材料評価には熱分析が必要不可欠です。本講義ではこれから熱分を始める方向けの汎用的な使用方法からプラスアルファの機能が搭載された応用編まで幅広くご紹介します。
休憩 (14:50~15:10)
4. 非破壊・迅速・高精度な元素分析 蛍光 X 線分析装置のご紹介 (15:10~15:40)
軽量化材料及び再生プラスチック中の有害物質や不純物分析,表面処理材料の付着量分析などの事例をご紹介します.
5. X 線 CT による軽量化・樹脂材料アプリケーション (15:40~16:20)
特性 X 線を用いることにより高分子材料でも高コントラスト撮影が可能な nano3DX、高分解能および広視野撮影が可能な卓上型の CT Lab HX、大型試料も撮影可能な CT Lab HV、試料サイズに応じた特長ある軽量化材料(樹脂、CFRP など)のアプリケーション例をご紹介します。
【申し込み方法】
お手数ですが、参加申し込みは下記E-mailアドレスへ、下記情報をご記入の上ご送信ください。
送信先: iguchi@rigaku.co.jp
件 名: リガク分析セミナー申し込み
本 文: 会社名、部署名、氏名、電話番号
皆様のご参加を心よりお待ちしております。