エネルギー分散型蛍光X 線分析装置 NEX DE -プラスチックのRoHS 分析-
Application Note
B-XRF3019
はじめに
RoHS指令対象物質であるカドミウム(Cd)、水銀(Hg)、鉛(Pb)、全クロム(Cr)、全臭素(Br)のスクリーニング分析法として蛍光X線分析が使用されています。結果がしきい値付近の試料のみを詳細分析に回すことができるため、RoHS分析にかかるコストと時間を最適化できます。NEX DEは最適化された一次フィルター構成により、有害元素を高感度かつ短時間に測定できます。自動交換できる3種類の直径のコリメータ(1mm、3mm、10mm)を搭載し、さまざまな形状の試料に対応します。
測定・解析例
塩ビ製配線被覆の分析例を紹介します。有害元素の分析値、定性スペクトル、合否判定を1枚にまとめたRoHS分析報告書をボタン1つで出力できます。
表1分析結果
図2 ポイント分析画面、RoHS報告書
推奨装置
- エネルギー分散型蛍光X線分析装置 NEX DE