XRD-DSC同時測定アタッチメント
XRD データと DSC データを同時に収集することで、個別に測定を行った吐合には得られない情報が得られます。 湿度発生器を追加した XRD-DSC システムでは、一定温度および可変湿度、または一定温度での可変湿度での結晶 - 非晶質および非晶質 - 非晶質の変化などを評価することができます。
- 同時測定が可能 地質サンプルの脱水、多形相転移、融解、結晶化、分解の特性評価
- 発熱反応と吸熱反応を区別し、そのエンタルピーと温度を提供
- 温度履歴と熱の影響を調査、 構造的および熱的特性の処理
- 必要な試料はわずか数ミリグラム
- 脱水・水和評価のための湿度アタッチメント
仕様
| DSC方式 | 熱流束型 |
| X線入出射窓 | アルミニウム蒸着ポリイミドフィルム アルミニウム箔(内蓋) |
| X線アラインメント | 試料面高さ方向(Z方向)はZ軸ステージにより自動調整 |
| 試料容器 | XRD-DSC測定時 7×7×0.2mmhアルミニウム製 試料容器は水平保持 |
| 測定温度範囲 | 室温~最高350℃ (オプションの低温用サーキュレーターを接続:-40℃~) |
| 昇温速度 | 0.5~10℃/min. |
| 測定雰囲気 | 大気中、不活性ガス(窒素など)中 オプションの湿度発生装置を接続し湿潤雰囲気中測定が可能 25~40℃ 5~95%RH 40~60℃ 10~90%RH (F81-HLとの組合せ時の湿度最高値:50℃90%RH) |
| DSC測定レンジ | ±1~100mW/F.S. |
| 測角範囲 | 1.5~60°(2θ/θ) (使用検出器により異なります) |
| XRD-DSC 測定データ表示 |
XRDとDSCの測定データを時間で同期して表示 |