試料観察DSCvesta

示差走査熱量計

材料の融点などの反応温度や反応エネルギーを簡便測定

熱分析を実行しながら視覚的に試料変化を観察できる示差走査熱量計です。
室温から350℃までの温度範囲における試料変化を観察・撮影でき、見たくても見ることのできなかった測定中の試料の色の変化や形状変化をリアルタイムで 観察・撮影可能!解析時には分析結果と試料画像をあわせて考察でき、新しい知見が得られます。オプションの冷却ユニットを接続すれば-70℃からの測定にも対応し、マイナス温度領域での観察像の撮影にも対応します。

試料観察DSCvesta 概要

試料観察示差走査熱量計

熱分析を実行しながら視覚的に試料変化を観察可能なDSC 熱分析を実行しながら視覚的に試料変化を観察できる示差走査熱量計です。 マイクロスコープユニットを搭載するだけで、室温から350℃までの温度範囲における試料変化をリアルタイム 観察・撮影できます。オプションの冷却ユニットを接続すれば、-70℃からの測定にも対応し、マイナス温度領域での観察像の撮影にも対応します。 試料の形状・色彩の変化や、DSCでは測定の難しい試料の流動性を観察することを可能にします。

取り付け簡単なマイクロスコープ

取り付け・取り外しは簡単で不使用時には調整した位置を維持したまま、マイクロスコープを退避させることができます。

多彩な冷却オプション

目的の最低到達温度と、温度制御性能により3種類の冷却ユニットを選択することが可能です。これにより、マイナス温度領域における測定中の観察画像の取得が可能になりました。

  • 電気冷却 -70℃~350℃
  • 液体窒素自動供給冷却 -70℃~350℃
  • サーキュレーター冷却 -10℃~350℃

オートサンプルチェンジャー

オートサンプルチェンジャーの接続により多試料の測定も無人で連続測定が可能です。

試料観察ソフトウェア

熱分析測定データと観察像データが関連付けられ、測長機能や指定範囲の平均RGB値を色情報として表示するなど、測定・解析ソフトウェアの解析ウィンドウに用意された様々な機能で解析操作が可能です。

試料観察DSCvesta 特長

取り付け簡単なマイクロスコープ
多彩な冷却オプション
オートサンプルチェンジャー対応
試料観察ソフトウェア
リアルタイム観察・撮影可能

試料観察DSCvesta 動画

試料観察DSCvesta 仕様

モデル名 Thermo plus EVO2 試料観察DSCvesta
装置名 試料観察型示差走査熱量計
測定方式 熱流束型
測定温度範囲 -70℃~350℃
* 室温以下は、測定温度範囲に応じた冷却ユニット(オプション)が必要です。 500℃以上の測定は、不活性ガスフローが必要です。
DSCスケール ±400mW
昇温速度(最大) 150℃/min
* 冷却ユニット使用時は、お使いの冷却ユニットにより異なります。
ノイズレベル(RMS) 0.1μW
測定雰囲気 空気・不活性ガスフロー
最大試料量 90μL
照明 落射型LED照明内蔵
オプション オートサンプルチェンジャー(試料数:28個、レファレンス:3個、較正用試料:4個)
冷却ユニット(電気冷却、液体窒素自動供給冷却、サーキュレーター冷却)
安全カバー
装置寸法 380(W) x 473(H) x 472(D)(mm)
380(W) x 602(H) x 492(D)(mm) ASC付き
重量(本体) 33kg
43kg (ASC付き)
電源 1Ø, AC100-120V/200-240V, 50/60Hz, 5A

試料観察DSCvesta オプション

試料観察DSCvesta アプリケーションノート

以下のアプリケーションノートはこの製品に関連しています。

試料観察DSCvesta イベント

学会や展示会にご参加の際は、リガクの展示ブースにぜひお立ち寄りください。

現在予定されているイベントはありません。

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