EIGER2 R Series(旧製品)
高分解能光子計数X線検出器
単結晶X線回折用のX線検出器
HPC(ハイブリッドフォトンカウンティング)検出器は、計測ノイズがなく高感度な直接検出単一光子計数装置です。 EIGER2 RシリーズはDECTRISの最新世代のHPC検出器で、自動加算機能を備えています。これは、デジタルカウント機能を1ピクセルあたり最大32ビット、つまり42億カウント以上に拡張します。
EIGER2 R Series(旧製品) 概要
EIGER2 R series
EIGER2 R 検出器には、CdTe または Si センサーが付属しています。高圧や電荷密度の研究など、高エネルギー (Ag など) 放射線が主に使用される場合、CdTe センサーを使用すると、研究者は実験時間を短縮して、定評のある Si センサーと同等の品質のデータを短時間で提供できます。
Rigaku の機器では、EIGER2 R は 2 つのサイズで提供されています。EIGER2 R 1M (アクティブ領域: 77.2 mm x 79.9 mm) と EIGER2 R 4M (アクティブ領域: 155.2 mm x 162.5 mm) です。EIGER2 R 1M は通常、小分子結晶学者向けの CdTe 検出器として提供され、EIGER2 4M は一般に、平坦な検出器構成で広い範囲をカバーする必要があるアプリケーション (高分子結晶学など) に使用されます。 EIGER2 R 検出器は、グローバル電子シャッターにより、連続読み出しで高いカウント レートを実現し、99% を超えるデューティ サイクルを実現します。EIGER2 R 1M および 4M 検出器は、単一ピクセル ポイント スプレッド関数を備えた小さな (75 μm) ピクセルを備えており、高分子などの長い単位セルを持つサンプルからの反射に対して優れた分解能を提供します。ピクセルが小さいほど、検出器の距離を近づけることができるため、画像あたりのデータが増え、実験が高速化されます。
EIGER2 R Series(旧製品) 特長
特徴
EIGER2 R Series(旧製品) 仕様
製品名 | EIGER2 R series | |
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手法 | 単結晶X線回折 | |
用途 | 高速で高感度のフォトンカウンティング検出器 | |
テクノロジー | ハイブリッドフォトンカウンティング(HPC)X線検出器 | |
主要コンポーネント | 水冷HPC検出器 | |
制御(PC) | 外部PC, MS Windows® OS, |