X線単結晶方位測定装置2991シリーズの販売終了及びサポート終了について


2025年1月29日

 

この度、部品供給メーカー様のX線管球販売終了を受け、2991シリーズの新規製造販売を終了する運びとなりました。代替の管球を検討しましたが、使用されている特殊な管球の新規製造が適わず、この度、苦渋の決断となりました。
お客様には突然のお知らせとなり、ご迷惑をおかけいたしますことを心よりお詫び申し上げます。

 

【後継機について】
現在、2025年度秋頃のリリースを目処に新装置の開発を進めております。今後の更新は、自動単結晶方位測定装置“FSASシリーズ”をご案内いたします。本製品は試料をセットして自動測定後、結果をコンピュータに自動保管が可能で、トレサビリティーの確保、品質管理用としてもお勧めしております。また、“カット面法”以外にも“φ回転法”を基にした製品のご提案も可能です。

【サポートについて】
対象製品について可能な限り修理対応を行って参りましたが、近年、保守用部品の調達ができない状況が急増し、修理・メンテナンスを断念する事例が増加しています。同機種をメンテナンスなしで長期使用することにより、焼損等の重大事故につながる懸念がございます。
誠に心苦しいのですが、新規製造販売終了に伴い2991シリーズのサポートを計画的に終了いたしますことをご了承ください。

【対象機種】
カット面検査装置 2991シリーズ

【サポート終了日】
納品後12年を超えた製品 :2025年12月26日よりサポート終了
納品後12年以下の製品 :納品後12年を超えた時点よりサポート終了
尚、下記条件が含まれますことをご了承ください。

  • 契約中の保守サポートについては、契約期間満了まで対応いたします
  • サポート終了後は電話対応、訪問サポート、部品販売を含むすべてのサポートを終了といたします
  • すでに保守部品がない場合、サポートができない場合がございます
  • 不具合時の解析・是正対策等は本書発行時より終了とさせていただきます。

【管球の最終販売】
納品後12年を超えた製品を対象としてX線管球の最終販売をご案内申し上げます。保証期間は管球の納品日に関わらず、2025年12月26日までとさせていただきます。本数に限りがございますので、在庫数を上回った場合はご要望に応えられない場合もございますので、ご了承ください。

ご注文書の最終受付 :2025年6月30日
※納品日は入荷状況により調整となります。
※製品の納品が12年以下の管球販売は、別途ご案内を申し上げます。
ご不明な点がございましたら、お手数ですが下記のお問い合わせ先までご連絡をいただけますようお願い申し上げます。

 


後継機に関するお問い合わせ
営業本部 E-mail: info-gsm@rigaku.co.jp

サービスサポートに関するお問い合わせ
FS事業部 お客様サポート部

下記ホームページよりお問い合わせをお願いしております。
修理・サポートへのお問合せ

以上

X線単結晶方位測定装置2991シリーズの販売終了及びサポート終了について(PDF)