【お知らせ】自動化対応試料装填機SLG2販売開始
走査型蛍光X線分析装置ZSX Primus III NEXT及びZSX PrimusIV向けの試料装填機を開発いたしました。
蛍光X線分析装置は非破壊・迅速・高精度測定が可能であるという特長から、生産管理や工程管理と言った生産現場にて広く使用されています。近年、生産性のさらなる向上、ヒューマンエラーの削減、品質・安全の確保及び労働人口減少という課題を解決するため、分析作業の自動化(オートメーション対応)が求められています。
この度、リガクではアメリカ・アジア・中国・欧州及び日本市場のグローバル地域における、セメントやマイニングと言った産業向けの分析業務に対し、オートメーション対応を実現するため試料装填機SLG2をリリースしました。各種試料調製機から適宜準備される測定試料を蛍光X線分析装置にベルトにて搬送し、専用の試料ホルダにセットする機構です。セットされたホルダの測定は分析装置側で行われ、測定結果を上位側に送信した後で元のベルトに試料を戻します。
本機能により近年の生産現場における課題に対応でき、生産性の向上が期待されます。また、これまでこれらの業務を担っていた人材をさらに付加価値の高い業務で活用することが可能となり、業績向上に貢献できると考えます。
発売予定日:2025年1月13日(世界同時)