In-vivo観察
小動物の臨床前研究用3Dコンピュータ断層(CT)撮影
実験動物用のX線コンピュータ断層撮影(CT)の最新技術をご紹介します。 このin vivo 3D CT装置は、サンプルの長期間のモニターを可能にするものです。
円錐形X線ビームによる高速イメージング
このCTは円錐形のX線ビームを2D検出器に照射します。 回転アームがサンプルを中心に360°回転して完全な3Dデータを取得します。 これにより、17秒での高速イメージングが可能になります。
高分解能マイクロフォーカスX線源
90kV(最大X線出力)、焦点サイズ5μmのマイクロフォーカスX線源により、20μmという微小部分の高解像度画像が得られます。
In vivo での観察
対象となる小動物を、生存状態で定期的に監視することができます。 これにより実験の効率は劇的に向上します。