株式会社リガク

mailmag-240124-01リガク山梨工場から撮影された富士山

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Rigaku News Vol.174:2024年1月24日

目次

1. 生産能力拡大に向け、リガク山梨工場増設 工場面積約2.8倍に

2. In-vivo用蛍光発光イメージング技術紹介

3. 蛍光X線分析試料調製動画のご紹介

4. 熱分析装置機能の紹介 「DSCvesta2用LN2ダイレクト冷却ユニット」

5. 熱分析豆知識 第41回

6. リガクWebinarシリーズ

7. 今後の学会・展示会等のご案内

 


 

1. 生産能力拡大に向け、リガク山梨工場増設 工場面積約2.8倍に

リガク山梨工場は、主力製品であるSmartLabなどの生産能力拡大に向け、山梨工場の増設に着手しました。増設にともない、工場面積は8,366㎡から23,269㎡と約2.8倍に、生産性は対2022年比で180%となる見込みです。
2025年5月末に新棟E棟、2026年1月にC棟(既存立替)完成予定です。

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リガク山梨工場 増設完成イメージ

 

2. In-vivo用蛍光発光イメージング技術紹介

■ がん治療用高分子ミセルを対象としたFLTイメージング

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PEG-b-pHPMA-乳酸塩をベースとしたコア架橋高分子ミセル(CCPM)は、癌の治療薬として臨床的に評価されています。 このCCPMの生体内分布と標的部位への集積の評価でU-OI(3D光断層撮像)が使用されております。
蛍光標識したCCPMを、腫瘍を有するマウスに静脈内注射し、U-OIを用いて、全身レベルでの2Dイメージングと3Dイメージングを行い、解析した事例を紹介します。

以下のリンクから論文が確認できます。
Optical imaging of the whole-body to cellular biodistribution of clinical-stage PEG-b-pHPMA-based core-crosslinked polymeric micelles

» 製品案内
U-OI

製品に関するお問い合わせ
E-mail: milabs@rigaku.co.jp

 

3. 蛍光X線分析試料調製動画のご紹介

■ 微量粉末を簡単に測定,試料調製動画(微量粉末用容器)のご紹介

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蛍光X線分析法の試料調製動画をYouTubeのRigaku Marcomチャンネルにて公開中です。今回は微量粉末用容器の使い方について試料調製手順を紹介しています。100mgといった少量試料でも本調製法であれば測定でき,測定後は試料も回収できます。
今後も様々な試料調製動画を公開予定です。

» 動画視聴
蛍光X線分析の試料調製法(微量粉末用容器)

» 製品カタログ(試料調製カタログ)

製品に関するご質問やお問い合わせ
WEB問い合わせフォームからお願いします。

【アプリケーションラボXRF分析グループ 松田 渉】

 

4. 熱分析装置機能の紹介 「DSCvesta2用LN2ダイレクト冷却ユニット」

■ DSCvesta2用LN2ダイレクト冷却ユニット

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新しく開発したLN2ダイレクト冷却ユニット(LN2D)により、最低到達温度のさらなる拡大を実現しました。LN2ダイレクト冷却ユニットは電源不要、炉体部に液体窒素を直接流し入れることにより-180から725℃という業界最大温度範囲の測定を可能にしました。
試料交換は冷却ユニットを付けたまま行うことができます。

» 製品情報
DSCvesta2用LN2ダイレクト冷却ユニット

リガクはTG、DSC、TMA、発生ガス分析、熱伝導率計を中心に様々な熱分析装置を扱っています。

» 製品に関するご質問やお問い合わせ
WEB問い合わせフォームからお願いします。

» 熱分析装置専用サイト

【製品紹介担当:熱分析 榎原】

 

5. 熱分析豆知識 第41回

■ 第41回 試料容器はどんな種類がある?

TG-DTA、DSCの測定では、通常、サンプルを特定の試料容器(パン)に入れて測定します。試料容器は、材質・形状により数種類あり、測定温度範囲や測定目的により選択します。

TG-DTAの場合は、分解反応などガス発生を伴う挙動を測定目的とすることが多く、サンプルからの発生ガスが容器内に滞留しないように開放型容器を使用します。一般的には、…
続きはこちらからご覧ください。

» 製品情報
TG-DTA8122
DSCvesta2
DSCvesta

» 本記事または熱分析一般に関するご質問やお問い合わせ
E-mail: netsu@rigaku.co.jp

【豆知識担当:アプリケーションラボ 熱分析グループ 佐藤】

 

6. リガクWebinarシリーズ

リガクでは、様々なテーマでウェビナーを開催しています(参加費無料)。ご関心のあるテーマがありましたら、是非ご登録のうえご視聴ください。皆様のご参加をおまちしています!
詳細/参加登録は下記リンクへお進みください。

» 2024年2月13日 - 13:30
X線イメージングセミナー『 X線CTシステムによる自動化アプリケーション 』
日時:2024年 2月 13日(火) 13:30 ~ 14:15(質疑応答含む)
定員:500名(無料:事前登録制)

 

7. 今後の学会・展示会等のご案内

今後開催の学会・展示会等のご案内です。

» TCT Japan 2024
会期:2024年1月31日 - 2024年2月2日
会場:東京ビッグサイト

» 第13回日中クラスター会議シンポジウム
会期:2024年3月5日 - 2024年3月8日
会場:中央大学 後楽園キャンパス

» 日本化学会第104春季年会
会期:2024年3月18日 - 2024年3月20日
会場:日本大学理工学部 船橋キャンパス

» WVCC世界獣医がん学会2024
会期:2024年3月21日 - 2024年3月24日
会場:ホテルニューオータニ(東京)

» 日本薬学会第144年会
会期:2024年3月28日 - 2024年3月31日
会場:パシフィコ横浜


 

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