【お知らせ】大阪公立大学イノベーションアカデミー スマートエネルギー棟にリガク4製品を導入
リガク・ホールディングスのグループ会社である株式会社リガク(本社:東京都昭島市 代表取締役社長:川上 潤、以下「リガク」)は、2025年4月1日に大阪公立大学(以下「OMU」)にオープンしたイノベーションアカデミー スマートエネルギー棟内の Co-Creation using Evaluation Equipment に、リガクのX線分析装置4製品が導入されたことをお知らせいたします。
本施設はOMU中百舌鳥キャンパスの白鷺門近くに位置し、産学官民リビングラボとして設立されました。多様なステークホルダーが交流し、共創を生み出していくことを目的とした施設です。スマートエネルギー領域において、ネット・ゼロ・エネルギー・ビル(ZEB)化やスマートビルの社会実装に向けた学内研究シーズの実証実験、およびオープンイノベーションの場として、企業との共創研究やスタートアップ創出を推進していきます。本施設は、OMUが持つ総合知を核に、学内・学外の人が自由に交流し、新たな価値を共創していくための拠点として運営されます。
今回導入された装置は以下の4台です。
- X線回折装置「SmartLab」「MiniFlex」
- X線小角散乱測定装置「NANOPIX mini」
- 蛍光X線分析装置「NEX CGII」
これらの装置は、X線分析分野における産学共創研究、人材育成に貢献します。中でも「SmartLab」は、Ag線源を用いたPDF解析、ラミネートセルによるオペランド測定に対応しており、OMUの「全固体電池研究所」との連携による研究の更なる加速が期待されています。
リガクは今後も、独自の高性能な分析技術をより多くの研究者や技術者に届ける べく、技術開発、製品提供、ユーザーサポート強化し、産学共創を支援してまいります。
Co-Creation using Evaluation Equipment (2階203号室)全景
開設記念式典 内覧会の様子
【リガクグループについて】
リガクグループは、X線分析をコアに熱分析等も含む先端的な分析技術で社会をけん引する技術者集団です。産業・研究用分析のソリューションパートナーとして1951年の創業以来、90か国以上でお客様と共に成長を続けています。日本国内で極めて高いシェアを誇り、海外売上は約70%に達しています。応用分野は、半導体や電子材料、電池、環境・エネルギーからライフサイエンスまで日々拡大中です。世界で2,000名超の従業員が「視るチカラで、世界を変える」イノベーションの実現に取り組んでいます。詳しくはrigaku-holdings.comをご覧ください。