【論文掲載】2024年9月10日付 学術雑誌「Communications Materials」に論文が公開されました

岐阜大学、名古屋大学、山形大学との共同研究でセルロースの基本単位である二糖を使って、光で切断できるマイクロ繊維を開発しました。このマイクロ繊維は非常に細く、X線構造解析解析の技術では、原子レベルでの直接解明は困難でしたが、株式会社リガクと日本電子株式会社が共同開発した最新の電子回折装置である XtaLAB Synergy-ED を用いた構造解析によって、マイクロ繊維を構成している cellobiose(oNB2)-pNB の分子集合様式を、原子レベルで、直接解明することに成功しました。


本研究成果は、2024年9月10日に 学術雑誌「Communications Materials」の 第5巻、論文番号:182(2024)に掲載されました。
https://www.nature.com/articles/s43246-024-00622-0