論文タイトル:「Direct Calculation of MnO6 Octahedral Distortion in the Spinel LiMn2O4 by the Reverse Monte Carlo Method」
1月25日付で、全散乱データとRMC法によるLiMn2O4の局所構造を検討した論文が,Applied Physics Expressに掲載されました。
報告したRMC法では従来のRMC法のように回折強度計算用の外部パラメーターを必要とせず、結晶内の局所構造についてモデリングすることができます。
本手法によって得られたLiMn2O4構造モデル内のMn3+のMnO6八面体構造の方がMn4+より歪んでいることを明らかにしました。
また本手法は結晶性材料の局所構造の解析に広く適用することができます。
報告したRMC法はPDFプラグインRMCオプションライセンスにてリリース予定です。