【論文掲載】Scientific Reports誌にリガクX線研究所 武田佳彦、大阪府立大学 松本教授らの共同研究論文がオンライン掲載されました。

 

2021年1月15日
株式会社リガク

論文掲載:Scientific Reports

公開日:日本標準時2021年1月14日(木)19時

論文タイトル:Co-continuous Network Polymers Using Epoxy Monolith for the Design of Tough Materials

概要:大阪府立大学、株式会社リガクおよび株式会社MORESCO の共同研究グループは複雑な3次元マクロネットワーク構造を持つエポキシモノリスに、異なる特性を持つポリマーを充填することで強度と柔軟性を兼ね備えた共連続ネットワークポリマー(CNP)の開発に成功しました。 CNPでは骨格となるエポキシモノリスのサイズや充填するポリマーの特性を変えることで、新たな特性を持つポリマー複合材料を設計、作成することが可能となります。高感度、高分解能X線顕微鏡CT nano3DXを用いることで数μmのポリマー同士からなる複雑な内部3次元ネットワーク構造を可視化し、構造の特徴を数値化することでCNPのメカニズムの解明に貢献しました。


研究詳細は、大阪府立大学様のホームページよりご覧頂けます。
URL:http://www.osakafu-u.ac.jp/osakafu-content/uploads/sites/428/nws20210115_.pdf

 

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