MiniFlex XpC

小型X線回折装置

進化したリガクの品質管理システム

品質管理に適した高耐久・高精度の試料水平ゴニオメーター

品質管理に最適な高精度試料水平小型ゴニオメーターを搭載しています。耐久性に優れており、5年間相当の長期耐久性能を確認しています。

コンパクトかつ高出力な新型X線発生装置

リガク独自のモールド型セラミックス小型管球です。X線源用の電源も改良し、卓上型X線回折装置MiniFlexで用いられているX線電源とほぼ同じ大きさで、800Wの高出力を可能にしました。

MiniFlex XpC 概要

広い検出面積を誇る高分解能・高速1次元検出器

D/teX Ultra250は卓上型X線回折装置MiniFlexの検出器で用いられているD/teX Ultra2と比べて1.5倍の検出面積になり、測定データの高強度化を実現しました。そのため、測定時間を短縮できます。

試料ローディング機構

品質管理に最適なローディング機構により、測定者は装置の扉を開くことなく、簡単に試料を設置することができます。

スクリーニング/品質管理に最適なソフトウェアEasyX

EasyXはスクリーニング/品質管理用のソフトウェアであり、最小3タップ(3クリック)で測定、解析、結果の一覧表示と合否判定が可能なため、測定者によらず簡単かつミスのない評価が可能です。また、トレンドグラフ作成機能により、結果や装置状態の時系列変化を可視化することも可能です。

オートメーション対応

MiniFlex XpCは、試料搬送機、ベルトコンベア(ともにオプション)と組み合わせることにより、オートメーション装置との接続が可能です。
業界標準の試料ホルダー(40,51.5mmφなどのスチールリング)に標準対応しています。
装置本体の設置面積は約1 m2であり、オンライン対応X線回折装置として、世界最小クラスのフットプリントを実現しました。

MiniFlex XpC 特長

リガクは、長年研究開発用としてX線回折装置を開発してきました。その技術を用いて開発した、品質管理現場に最適なX線回折装置を提供します。どなたでも簡単に使用でき、測定者による誤差のない評価が可能です。試料ローディング機構、D/teXUltra250による短時間測定により、作業効率を向上できます。

MiniFlex XpC 仕様

製品名 MiniFlex XpC
手法 X線回折(XRD)
用途 品質管理用小型X線回折装置
テクノロジー スクリーニング/品質管理用ソフトウェアEasyXを搭載したθ-θ X線回折装置
主要コンポーネント 小型X線発生装置、試料水平小型ゴニオメーター、高分解能・高速1次元X線検出器 D/teX Ultra250、試料ローディング機構
制御(PC) Windows® 10 Pro 64bitタッチパネルディスプレイ(別置きPCとの組み合わせも可能です)
本体寸法 700 (W) x 1490 (H) x 890 (D) mm(本体部分)
重量 250kg(本体)
電源 1φ、AC200-230 V±10%、50 /60 Hz±1%、6.5 A

MiniFlex XpC アプリケーションノート

以下のアプリケーションノートはこの製品に関連しています。

MiniFlex XpC イベント

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